Windows VistaでIE6での動作確認をする
4月 20th, 2008 Posted in ローカル環境WEBサイトを作成するときに必要なのが、ブラウザごとに意図通りに表示されているかどうかの確認があります。ボクは基本的にFirefoxで確認しながら、後でIE6でちゃんと表示されるように調整するんですが、開発マシンがWindows Vistaなので、動作確認のために
- XPマシンがある部屋に行く
- マシンを立ち上げる
- IE6を立ち上げて確認
ここでなにかおかしかったら、
- Vistaマシンで修正
- FTPでサーバへアップロード
- XPマシンのIE6で確認
てことになり、なんだか異常なほどにめんどくさい。なんとかしようと思って、VistaマシンにVirtualBoxを入れました。
VirtualBoxというのはPC上にもう一つの仮想PCを作るソフトウェアで、VirtualBox以外にもVirtual PCとかVMwareが有名。どちらもフリーなんですけど、Virtual PCはVistaでも、
- Windows Vista Business
- Windows Vista Enterprise
- Windows Vista Ultimate
にしか対応していないらしくHome Premiumなボクは断念。VMwareはなんかいろんなバージョン?があってよくわからないので、それならということでVirtualBoxをインストールしました。
インストール方法などは「VirtualBoxの使い勝手」なんかに詳しく書いてあるのでここでは省略。ゲストOSにはWindows XP HomeEditionをインストールしました。
使い始めてちょっとハマったことをメモ。
マウスが帰ってこない
ゲストOSをインストールして初めて使ったときに、ゲストOSがアクティブになったんだけどマウスがホストOSの方に帰ってきませんでした。どうやらゲストOSのウィンドウのメニュー[デバイス]-[Guest Additionsをインストール]というのでマウスの制御をする機能をインストールしないといけないみたい。でもこの段階ではホスト側にマウスが戻ってこないのでメニューを選択できません。
ゲストOS起動時などに、「ホストキーを押すとキーボードとマウスのキャプチャ状態が変更される」みたいなことが書いてあるダイアログが表示されるんだけど、これの意味がよくわからず適当にスルーしていました。このダイアログには「The host key is currently defined as Right Control.」って書いてあります。つまりホストキーは「右側のCtrlキー」ですよってこと。右側のCtrlの存在をすっかり忘れていたボクは、このことに気がつくまでわざわざゲストOSを終了させたりしていました。
- 「右Ctrl」+ F : ゲストOSのフルスクリーンモード
- 「右Ctrl」+ L : シームレスモード。
シームレスモードってのがステキ。これは、ゲストOSをウィンドウの中に表示するのではなくて、ゲストOSの中で起動しているアプリケーションのウィンドウががホストOS上にあるように表示されるモード。これだと、本当にVistaでIE6を動かしているような感覚で使えます。